ダイビングは何歳から?8歳から体験できるダイビングを探してみた
沖縄と言ったらやっぱり海!
泳いだり、シュノーケリングしたり、船に乗ったり、釣りをしたり…
色々してきたけど、ダイビングもしてみたい!
調べてみたら8歳からもできるみたい!
ほとんどのショップでは10歳からになってて、何か違うのかな?
10歳からできるダイビングと8歳からできるダイビングの違い、そして8歳から参加させてくれるダイビングを取り扱っているマリンショップを探しました。
実際に体験してみたので、その時の様子もご紹介したいと思います。
ライセンスは必要?
ダイビングをするにはライセンスが必要です。
ライセンスなんて持っていなーい!
という方が多いと思いますが大丈夫!
ライセンスを持っていない方でも「体験ダイビング」は出来るんです。
ちなみに、ライセンス(Cカード)を持っている人の場合は「ファンダイビング」というみたいです。
年齢による違い
水圧が体に与える影響を考慮して、年齢によって潜ることのできる最大深度が違います。
8歳以上
ダイビングが出来る最少年齢は8歳ですが、まだライセンスは取得できません。
出来るのは「体験ダイビング」のみ。潜れる深さは最大2mまでです。
10歳以上
10歳からは体験ダイビングの最大深度が12mになります。大人の体験ダイビングと同じです。
ジュニア・オープンウォーター・ダイバーのライセンスも取得できるようになりますが、それでも最大深度は12mです。
12歳以上
体験ダイビングの最大深度は12mです。
ジュニア・オープンウォーター・ダイバー(10歳から取得可)のライセンスを取得すると最大18mまで潜ることができるようになります。
さらにその上級のジュニア・アドバンス・ダイバー・コースも受講できる年齢で、このライセンス取得後は水深21mまで潜ることが出来ます。
15歳以上
大人と同じ扱いになります。
体験ダイビングの最大深度は12m。
ライセンスを取得すると、オープンウォーター・ダイバーで18mまで、アドバンス・ダイバーで30mまで潜ることができます。
ちなみに、年齢に上限はありません。
上限はありませんが、ある程度の年齢以上になると医師の診断書が必要になることもあります。
未成年
未成年の方は保護者の同意書が必要です。
注意点
持病がある方は医師の病気によっては医師の診断書が必要になることもあるようです。
特に呼吸器、循環器、耳鼻科、糖尿病、脳神経系の疾患のある方はダイビングができないことも。
うっかり見過ごしてしまいそうな耳鼻科の病気。
あまり関係なさそうですが、実は鼻炎があると耳抜きがうまく出来なかったりして影響がでます。
気になる方は事前にショップやDrに相談してください。
妊娠中の方は病気ではありませんがダイビングはできません。
観光で来ている方は飛行機の搭乗のタイミングも注意です。
ダイビングの直後は飛行機には乗れません。
1回しかダイビングしていない場合は12時間以上、数回している場合は最後のダイビングから最低18時間~24時間あけてから飛行機に乗るように注意が出ています。
8歳からの体験ダビングは水深2mまでと浅めですが、それでもダイビング後24時間以上あけてから飛行機に搭乗するように、と各ショップで注意書きされています。
逆に、飛行機搭乗後のダイビングは大丈夫です。もし疲れあるようなら無理はしないように。
お酒を飲んでいてもダメなので、ダイビング前は控えてください。
8歳からと10歳からの体験ダイビングの違い
8歳~と10歳~の体験ダイビングの違いは「深さ」のようです。
8・9歳は2mまで、10歳以上は12mまで潜ることができます。
10歳以上(大人も)の体験ダイビングの最大水深は12mですが、実際は5~6mの深さで行われることが多いようです。
何かあったときにすぐに対応できる深さがそのくらいみたいです。
沖縄のダイビングの人気スポット「青の洞窟」。こちらは水深6mほどなので、10歳以上なら体験ダイビングで楽しむことができます。
一方、8歳から参加できる体験ダイビングは浅瀬で行われのがほとんど。「青の洞窟」は深すぎるので行けません。
でも、沖縄の海はサンゴ礁があちこちにあるので水深2mまででも十分楽しむことが出来ます。(魚はサンゴ礁の近くにいっぱいいます。)
8歳から参加できる体験ダイビングは、「8~9歳の子ども、もしくは60歳以上の参加者」がいないと申し込みできないショップもあったので、申し込みの際にはご注意ください。
体験時間はどちらも同じくらいでした。全体で2時間半~3時間ほど。水中の時間は40~50分ほどのところが多いと思います。
料金も同じくらいです。同じか、8歳からの体験ダイビングの方が1000円程高いところも。
8000~12000円くらいでしょうか。
8歳から体験ダイビングが出来るショップ
10歳からの体験ダイビングが多いのですが、8歳から体験できる体験ダイビングもいろいろあります。
どこがいいのか、まだ1度しか体験していないので比較はできませんが、今回お世話になったショップは本当に良かったです。またお願いしたい。
もう一つ気になっているショップがあります。
こちらではサンゴの海中養殖所でダイビングが出来ます。
サンゴの苗を作ったり、サンゴ畑をシュノーケリングで見に行ったり、ダイビングでサンゴの苗を植え付けに行くプランもあります。
素潜り出来る方はシュノーケリングでも植え付けが出来るようです。
沖縄の海がこんなにキレイなのはサンゴのおかげ。でもそのサンゴも危機的な状況に。
このような活動は応援したいですね。
他にも、いろんなショップがプランがあります。「8歳」、「ダイビング」、「沖縄」で検索すると出てきます。
次の項の予約サイトから検索すると探しやすいかも。
予約サイトと割引
予約サイトを経由すると割引になることが多いので、予約の前に見るようにしています。
サイトによっては経由するだけで割引になるところ、クーポンを取得することで
割引になるところ(じゃらんなど)など、割引方法がことなるのでご注意ください。
全国のレジャーの検索・予約に。
- じゃらん遊び体験
- アクティビティジャパン
- Veltra
- アソビュー!
- たびらい
- いこーよ
沖縄の予約サイトはこちら。県民割がお得です。
- 沖楽(おきらく)https://oki-raku.net/
- OneTwoSmile ACTIVITIES
- ちゅらとく
ショップの選び方
色んなショップがあるので迷いました。
今回のショップ選びの条件はこんな感じです。
- 8歳から参加できるプランがある
- なるべく安く
- ダイビング時間が長い
- 親切・優しい・子供好き
- 子どもの機材の用意がある
- 度付きのメガネがレンタルできる
ウェットスーツや機材のレンタル、子ども用機材などはほとんどのショップで無料(込みプラン)になっているのであまり心配はないと思います。
でも、シャワーなどの施設利用料、写真撮影やそのデータ、乗船料、度付きメガネなどは追加料金が必要なショップもあるので注意です。
集合から解散までの時間だけでなく、実際に水中にいられる時間もちょっと気にして探しました。
あとはエントリー方法。歩いて海まで行くのか、ボートに乗って行くのかです。これで料金が変わってきます。
ボートに乗ると楽ですが割高です。歩いていくとかなり機材が重いので大変です。青の洞窟は長い階段を歩いて行くそうなので、ビーチエントリー(歩いて行く方)は結構きつそうです。
でも、子どもの分の機材はショップの方が持ってくれるはず。「自分一人分だけ」と思えばまだ出来そうかな?
体験談
8歳と11歳の子どもを連れて、体験ダイビングに行ってきました。
11歳の子は大人と同じ体験ダイビングのプラン参加できるのですが、8歳の子に合わせてみんなで8歳からの体験ダイビングに参加しました。
まずはショップ探し。
コロナもあるので、貸し切りで案内してくれるショップを探していました。
今回お世話になったのはこちらのショップです。
口コミで、「親切で、子どもの相手も慣れていて」のような書き込みがあったのでこちらに決めました。
本当に親切で優しくて、子どもも喜んでました。しかもイケメン!
予約はネットでポチっとしたかったのですが、初めてで分からないことが多かったので先に電話で分からないことを訊いて、そのまま申し込みしました。
問い合わせの内容は、
- 8歳の子が体験できるダイビングをしたい
- 青の洞窟に行きたい
- 天気が安定していなかったので、雨でも影響はないか知りたい
- 視力が悪いので、度付きメガネを貸してほしい
返答は、
- 青の洞窟は水深が深い(6mほど)ので、8歳の子はダイビングでは行けないけどシュノーケリングなら行けるよ。
- 参加者2人に対して1人のインストラクターが付くから、子どもたちのグループと大人に分かれて、大人(10歳以上)だけなら青の洞窟で体験ダイビングできるよ。
- 雨でも関係なくできるし、視界もほとんど変わらないので心配ないけど、風が強いと影響がでることもあるよ。
- 度付きメガネはOKです
心配なことは全部聞いてみたけど、全部しっかり答えてもらえたので安心できました。
青の洞窟に行けるように2グループに分かれては?と提案していただきましたが、子どもたちが楽しんでいる様子が見たいので、みんなで浅瀬でダイビングすることにしました。
予約後、メールで参加者の身長、体重、足のサイズを伝えました。
ウェットスーツとマリンシューズとフィンを用意するためですね。サバ読むとウェットスーツが入らなくなるので注意です。
そして当日。
水着を着て集合場所に集合。他に持ち物は必要ありません。
ふわふわのタオルも貸してもらえるので、タオルはなくても大丈夫!
子どもたちには、水中で写真が撮れるように持参した水中カメラを持たせました。
落とすといけないので、手首やウェットスーツにくっ付けられるようにストラップがあるといいです。
そして同意書と問診票を記入しました。
問診票にはいろんな病名が載っていて、結構いろんな病気で制限があったりできなかったりするんだなーって思いました。
こちらのショップの物ではありませんが参考までに。内容はこんな感じです。
持病がある方は事前に伝えておいた方がいいです。
当日になって「入れません」って言われてもきっと困るはず。
その後、ダイビングの説明をしてもらいました。
- ダイビング中は話すことが出来ないので、手で合図を送る。
- 呼吸が苦しく感じる時は、吐き出し切れていないことが1番多い原因。吸うより吐くことを頑張る。
- うしろに倒れそうになるので前に重心を置く。
- 耳抜きの仕方
こんな感じだったと思います。
とっても大事な説明なので、しっかり聞いてくださいね。
それからウェットスーツを着て機材を背負って海に入りました。
10歳以上の大人の体験ダイビングの場合はボートエントリー(ボートで潜るポイントまで行く)が多いのかな?
でも今回は最大深度2m。浅いのでボートではなくて浜から歩いて向かいました。
これが結構重い。
機材がとにかく重いんです。
背中にあるタンクがとにかく重い。ウエストにもわざわざ重りを付けるのでそれも重い。
子どもの分はショップの方が運んでくれました。ショップの方は自分の分と子どもの分も持ってスタスタと歩いてました。
鍛え方が違うんだろうな~。
子どもの腰くらいまで浸かるところに来て、ようやく機材を子どもたちにセット。
膝をつくと顔が出るくらいです。
膝をつきながら機材を背負うと、浮力で機材が比較的軽くなるのでそのためです。
グローブもはめてダイビングの開始です。
まずは顔を水面に付けて呼吸の練習。
これが苦しい。
シュノーケリングも慣れてるし、そもそもまだ潜ってもいないんだから苦しいなんて…って思ったけど、なんだか苦しんです。
ちょっと苦しい感じはするけど、でも大丈夫。
でも、もしもっと深くなってもっと苦しくなってキツイかも…。
そう考えると心配になってつい水面から顔を上げてしまう。
「吐ききれてないから苦しいんだよ。深ーっく吐ききれないくらいまで吐いてそれから吸ってみて」
って言われてやってみると、確かに少し楽になった。でもやっぱりすこし苦しい感じがする。
こんなことを繰り返して、なかなか潜れませんでした。
その間、子どもは潜って楽しそう。
「こんな魚いたよー!」「こんな近くまで来たんだよ」って。←全然耳に入ってない
そうなんです。
子どもではなくて、私が潜れなかったんです。
それでもやっぱり潜りたいからなんとか頑張って、呼吸に集中して、魚にも目もくれず、必死で岩にしがみついて(しがみついてないと後ろに倒れそうになるんです)…。
そんな感じでようやく慣れてきました。
慣れてくるとやっと楽しくなってきました。
いろんな魚がいたり、手のひらのエサを食べてくれたり、何これ?って言うのがいたり、
こんな全然ダイビングに向いていない私を楽しませてくれたショップの方って本当にすごいな~!って関心です。
私が周りを見れていない間に、いっぱい写真も撮ってくれていました。
一部ですがこんな感じ。
8・9歳向けのプランでしたが、私のような要領の悪い大人にピッタリでした。これ以上深かったら私は潜れなかったかも…。
子どもの方は何の問題もありませんでした。怖がる様子もなく、泳ぎや呼吸でこまることもなく。
むしろもっともっと潜りたい、ずっと潜っていたい、そんな感じでした。
終わってしまうとあっという間。
いや、私が潜れずに奮闘していた時間が長すぎたのか?
まとめ
体験ダイビングは8歳から出来ます。少し浅めですがシュノーケリングとはまた違う世界が見ることが出来て新しい発見がきっとあります。
「ダイビングに慣れておく」という意味でも良い経験になると思います。
10歳以上なら大人と同じ体験ダイビングのプランに参加できます。「青の洞窟」にも行けます。
持病がある方は事前にショップに相談してください。受診や診断書が必要になることがあります。
ショップによってサービスが異なり、追加料金がかかる場合もあるので注意です。
ショップを探す時は、予約サイトを使うと割引もあるのでおすすめです。