ヨナグニサンに逢いにやって来た

南国の生き物を求めて子連れの沖縄移住

5月8日は「ゴーヤの日」。「裏ゴーヤの日」もあるって知ってた?

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沖縄の特産品のゴーヤ。

 

本州にいる時には知らなかったけど、「ゴーヤの日」があるみたい。

 

ゴーヤの日、裏ゴーヤの日、そしてゴーヤについて調べてみました。

 

 

「ゴーヤ」じゃない!

これ、とっても大事なポイントです。

 

沖縄では「ゴーヤ」とは言いません。

ゴーヤー」です。

しっかり伸ばして発音してください。

 

広告などでも「ゴーヤー」と記載されています。

 

「ゴーヤ」と発音した瞬間に、うちなんちゅ(沖縄県民)ではないとばれてしまいます。

 

「どっちも一緒じゃん。」「そんなに変わりないじゃん。」

って思ってしまいますが、沖縄の人にとって気になるようです。

 

沖縄では基本的に何でも伸ばして発音します。

迷ったら伸ばしてください。

 

ゴーヤーの日

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ゴーヤーの語呂で5月8日が「ゴーヤーの日」です。分かりやすいですね。

 

沖縄では5月頃からゴーヤーが出荷されます。ゴーヤーの日にはゴーヤーが食べられるかも。

 

スーパーやJAなど、野菜を取り扱っているお店では、イベントがあったり特売だったりするのでぜひ足を運んでみてください。

 

裏ゴーヤーの日

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「裏ゴーヤーの日」は8月5日です。

ゴーヤーの日の数字を逆にしただけです。

 

これも分かりやすい。

 

8月もゴーヤーの収獲の真っ盛り。

この日もイベントなどが行われます。

 

JAに行った時にはゴーヤージュースの売店が出てました。

子どもたちが興味本位で飲んでみたいって言うから買ってみたけど、意外と美味しかったです。普段ゴーヤーをあまり食べない子どもも飲んでました。

 

ゴーヤーについて

せっかくなので、ゴーヤーについて、もう少し詳しく紹介したいと思います。

 

名称

標準和名は「ツルレイシ」というそうです。馴染みがない名前ですね。

 

「レイシ」は「ライチ」のことです。

楊貴妃で有名なあのライチです。

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ゴーヤーの表面のイボがライチに似ていることが由来だとか。

言われてみれば、確かにちょっと似てるかも。

 

沖縄では「ゴーヤー」と呼ぶのが一般的ですが、「苦瓜」って言っても伝わります。

「ゴーヤ」と発音しても通じますが、一瞬空気が変わります。

 

生産量

やはり沖縄が一番ですね。

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引用元:

https://urahyoji.com/crops-bitter-gourd-d/

 

選び方

  • 大きい。
  • 張りがある。
  • イボが細かい・密になっている。
  • 濃い緑色。

 

これが美味しいゴーヤーの選び方みたいです。

 

苦いのが苦手な方は、緑色が薄くてイボの凸凹が大きいものを選ぶと苦みが少なくて食べやすいようです。

 

黄色いゴーヤー

実が黄色くなっているものは熟しすぎです。

 

見た目は緑でも、中の種が赤いことがたまにあります。

これも熟しすぎです。

 

もう1日くらい置いておくと実が黄色くなってくるはずです。

私は実が黄色くなる前に食べてしまいます。

 

実まで黄色くなると、柔らかくて苦みが少なくて、なんだかゴーヤーじゃないみたい。

ゴーヤーの苦みが苦手な方はこっちの方が食べやすいかも。

 

黄色いゴーヤーは「食べても大丈夫?」って思ってしまいますが、食べても大丈夫です。

 

匂いが変だったりジュクジュクしているものは、腐っているかもしれないのでやめておきましょう。

 

ちなみに、種が赤くなっているゴーヤーは、種がゼリー状のもので覆われているそうです。これは食べてみるとフルーツのように美味しいらしい。

 

まだ試したことがないので、次に完熟のゴーヤーを見つけたら食べてみます。

 

食べ方

そのまま丸かじりは苦すぎるので、ちょっと手を加えて食べてます。

我が家でよく作るレシピをご紹介します。

 

下処理

まずは下処理から。

 

縦半分に切って、スプーンで綿と種を取り除いて食べます。

 

苦みを抑えたいときは、切ったゴーヤーに塩をふったり一度茹でるといいです。

 

ゴーヤーチャンプルー

レシピは色々あるけどこれが好き。

cookpad.com

 

沖縄の人は、豚肉の代わりにスパムで作ることもあるみたいです。

このあたりはお好みです。

 

苦みが苦手な人は、出来上がったものに少しだけ砂糖を振ると食べやすくなります。

試してみてください。

 

本州にいる時も何度か作ったことがありますが、沖縄で作った方が美味しくできました。

 

原因を私なりに考えたのですが、きっと豆腐の違いです。

 

沖縄の豆腐(島豆腐)は少ししょっぱくて固めです。

豆腐自体の味がしっかりしているので水っぽくなりません。

固さがあるので食べごたえがあります。

 

ゴーヤーチャンプルーがあまり好きじゃない人も、沖縄に来たら島豆腐で作ってみてください。きっと印象が変わります。

 

漬物

ゴーヤーはいっぱい実がなるので、たまに大量におすそ分けをいただくことがあります。

 

こんな時におすすめなのがこのレシピ。

cookpad.com

 

何度もリピートしてます。

ご飯が進んで美味しいです。

 

サラダ

こちらのレシピはサラダなのに全然ゴーヤーが苦くない!

cookpad.com

 

すぐに作れるし美味しいのでおすすめです。

 

ちょうどこのサラダを作っているときに、副菜にヒジキを使っていました。

うっかりヒジキを多く水に戻してしまって…。

ってことで、サラダに混入してみました。

 

ヒジキ入りも美味しかったです!

興味のある方は試してみてください。

 

ヒジキの黒色がアクセントになって色味もいいですよ。

 

ゴーヤージュース

ジュースにするものおすすめ。

上手にできると子どもも飲んでくれます。

cookpad.com

 

まとめ

ゴーヤは「ゴーヤー」です。

ちょっとの違いですが、これで「出来る人!」と思ってもらえます。

 

沖縄以外の人にとってはあまり馴染みのない食材かもしれませんが、ゴーヤーの日と裏ゴーヤーの日にはゴーヤーを思い出してあげてください。

 

苦くて苦手なんだよね~。って方は上のレシピを試してみてください。

ゴーヤーが止まらなくなるはず!