持っててよかったソラチカカード! 期限間近の ANAマイルはこうして救える
新型コロナの影響で、海外旅行だけでなく国内旅行も制限されてきました。
旅行に行けないことで浮上してきた問題。
それはマイルの期限切れ。
マイルの有効期限がどんどん迫ってきています。
私が貯めてきた ANAマイルは、ANAのご厚意により2023年2月末までに期限を迎えるマイルは2023年3月まで延長してもらえるという神対応がなされました。(要申込)
本当にありがとうございます!!
これで一安心。
ところが、ふと最近気づいたのですが
2023年3月ってもうすぐじゃん!
延長していただいたおかげで今のところ期限切れはありませんが、あと数ヶ月で期限が切れるマイルがいっぱい。
このままではいけない。
- 期限延長されました!
- 結論
- 特典航空券に使う
- いっしょにマイル割に使う
- SKYコインに交換する
- Peach航空のピーチポイントに交換する
- メトロポイントからマイルに戻す
- 他社ポイントに交換する
- 寄付する
- その他
- 交換単位に満たない時
- まとめ
期限延長されました!
2023年2月7日追記です。
今年の3月で期限が切れると思って急いで解決方法をまとめたのですが、先日さらに期限が延長されると報告がありました。
引用元:
こんなに延長してくれるなんてさすがです!
延長の登録が必要なのでまだの方はこちらからどうぞ。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/cpn/exdates-mile-skycoin20-11/
これでゆっくりマイルの使い方を検討出来ます。
でも、せっかくまとめたので今後期限切れが迫ったときに見てもらえたら嬉しいです。
その時には改悪などで変更になっているところがあるかもしれませんので、参考程度にしてください。
結論
マイルの一番有効な使い道は「特典航空券」だと思います。
だけど、特典航空券の利用が難しい時は「メトロポイントに交換」してマイルを救出する方法もあります。
この時必要になるのが「ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)」です。
この方法ではマイルが10%も減ってしまいますが、マイルをマイルのまま期限を延ばしてくれる唯一の方法です。
この他にも利用できるものは色々あるので、一つずつ見ていきたいと思います。
特典航空券に使う
国内線では最低5,000マイルから特典航空券に交換できます。
タイミングが合えば3,000マイルから交換できます。
一例ですが、こんな感じ。
引用元:今週のトクたびマイル|ANA
詳しくはこちら。
海外も行きたいけど、もし海外でコロナにかかったらどうなるんだろう?と考えると、さすがに海外旅行はちょっと行きづらい。
国内旅行はというと、残念ながら私が行きたいところはANA 直行便がない。
乗り継ぎをして、子供達も連れて行くとなるとちょっとマイルが足りない。
そしてこの数ヶ月で旅行に行く時間を今から作るのも難しい。
そう思うと、私の今の状況では特典航空券を利用するのはちょっと無理かも。
いっしょにマイル割に使う
マイルで航空券を購入できるその他の方法として、「いっしょにマイル割」の利用も考えてみました。
これは、ANAのマイレージクラブの会員を含む2〜4人のグループでお得に旅行できる方法です。
マイル会員は10,000マイル、同行者は21,400円〜36,600円で往復利用できます。
詳しくはこちら。
この「グループ」は家族ではなくてもいいんです。もちろん家族でもいいのですが、誰とでも一緒に旅行できるとっても嬉しいシステム。
だけど、残念なことに利用できるのは2023年2月20日まで。
あと1ヶ月ほどでこのシステムがなくなってしまいます。
興味のある方は急いでください!
魅力的なプランですが、逆にデメリットといえば、
同じルートの往復利用しかできないところです。
片道だけでいいのに、って思ってもだめ。
帰りは他のルートで、って言うのも無理。
さらに変更不可です。
そして小児運賃がありません。
シートが必要な子供の場合は、株主優待を使った小児運賃が一番安いと思います。これなら変更も可能です。
まとめると、
大人だけの旅行や友達と一緒の旅行にはとってもお得なサービス。
でも、子供がいる場合はあまりお得にならないし、変更もできないのでちょっと利用しづらいかも。
私的には、この方法では消費できるは10,000マイルだけなので、期限間近のマイル全てを救済し切れないので今回の利用は見送ります。
SKYコインに交換する
基本的には1マイルあたり1 SKYコインのレートで交換できます。
1マイルから交換可能で、10コイン単位(10円分)から利用できます。
保有している ANA のカードの種類やステータス、交換するマイル数によっては交換レートは異なり、最高1.7倍で交換可能です。
詳しくはこちら
こんどの旅に、すぐ使える。ANA SKY コイン|ANAマイレージクラブ
スカイコインは航空券の購入やツアーに使えます。
足りない分はクレジットなどで払うことができるので、特典航空券のように「足りないから使えない!」なんてことはありません。
特典航空券よりもSKYコインを利用したチケットのほうが予約が取りやすかったりします。
期限は交換から12か月目の末日なので、SKYコインに交換することで期限を1年ほど延長することができます。
でも、SKYコインは1年後には確実に期限が切れます。
他のポイントに移行したりマイルに戻したりはできません。
1年以内にSKYコインとしてして利用するしかありません。
そうなると私的にはSKYコインへの交換は△です。
他にいい方法がなければ利用するかも。
というのも、私としては1マイル2円以上の価値があると判断して他社ポイントもすべてマイルに交換して集約きました。
例えば楽天ポイント。
楽天ポイントをANAマイルに交換する場合、交換レートは0.5倍です。
1,000楽天ポイント(1,000円相当)は500ANAマイルになってしまいますが、1マイル=2円と思えば等価かな、ってことで交換してきました。
それが、この方法では
1,000楽天ポイント(1,000円相当)→500ANAマイル→500SKYコイン(500円相当)
になってしまいます。
ゴールドカードのような素敵なカードは保持していないので、私にできる最高レートは1.2倍まで。このレートで考えてみても、
1,000楽天ポイント(1,000円相当)→500ANAマイル→600スカイコイン(600円相当)
となり、4割も減っているので、やっぱりこの方法は避けたいところ。
Peach航空のピーチポイントに交換する
ANAマイル→Peachのポイントの交換レートは0.9倍。
500ANAマイルから交換できます。
先程、私の行きたいところへの直行便がないと書きましたが、Peach航空ならあるんです。
なので、ANAマイル→ピーチポイント→Peachの航空券購入
というのはどう?
なんて思ったのですが、これもあまり良くなさそう。
最終目的地までに必要なマイル数を考えてみます。
ANAの場合、
直行便がないので乗り換えが必要です。
必要マイル数は、中継地点まで6,000マイル、中継地点から最終目的地まで6,000マイル。なので片道12,000マイル。
これを往復購入するので計24,000マイルです。
Peach航空では、
片道航空券で相場が20,000円ほど。
安い日では片道6,000円ほどでしたが、利用できそうな日に設定がなかったので、とりあえず片道20,000円と考えて往復40,000円。
40,000円分のピーチポイントに必要なANAマイルは44,500マイル。
全然得じゃない!
もし、6,000円の設定の日に利用できたらどう?
往復で12,000円だから、必要なANAマイルは13,500マイル。
これなら10,500マイルも得してる!
安い料金が設定されている時なら、この方法もいいかも。
でも、これならマイルを使わずに普通にクレジットカードなどで支払ったほうがいい気がします。
どうしてもANAのマイルを消費したい場合で、ANA便で乗り継いで往復特典航空券を使う場合と比較すればまだマシかな?って思います。
メトロポイントからマイルに戻す
メトロポイントは東京メトロで利用できるポイントです。
4〜5年以内にはマイルを使う予定がある人は、メトロポイントに交換するのが一番いい方法だと思います。
ただし、これには「ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)」が必要です。
東京で生活している人以外は関係のなさそうなポイントですが心配はいりません。
私もソラチカカードを数年前から所有していますが、東京メトロで利用したことはありません。すべてANAマイルのためです。
以前「ソラチカルート」というソラチカカードを利用してマイルを効率よくためる方法があったのですが、今は閉鎖されてしまいました。
その時ソラチカカードの解約を考えたのですが、保有し続けると毎年継続更新ボーナスマイルが1,000マイルもらえるので、年会費(2,200円)はかかりますが実質無料と思って持ち続けていました。
それがまさかこんなに有能だったなんて!!
持っててよかったー!
カードはこちらから申し込みできます。
ソラチカ一般カード | Tokyo Metro To Me CARD
「ソラチカカード」があれば、ANAマイル→メトロポイント→ANAマイルに効率よく交換できます。
ANAマイルは10,000マイルあたり10,000メトロポイントに交換できます。
2口目まではいいのですが、3口目から10,000マイルあたり5,000メトロポイントにレートが下がってしまいます。
でも、ソラチカカードがあれば大丈夫。
どんなに交換してもレートは1倍のままなんです!
そしてメトロポイントをまたANAマイルに交換できるんです。
その時の最小交換単位は100メトロポイント。レートは0.9倍。
他のポイント移行に比べてとてもレートが良い(他は0.5倍がほとんど。もしくは変更不可)。
しかも、メトロポイントの有効期限は1〜2年(4月1日〜翌年3月末日までに付与されたポイントは翌々年の3月末日まで)。マイルは3年(36ヶ月)。
合計4〜5年ほど有効期限を延ばすことができます。
まとめると、例えば期限間近のマイルを10,000マイルを持っているとして、
10,000ANAマイル→10,000メトロポイント→9,000マイル(期限36カ月)
となります。
この方法のデメリットはやはり1割分のマイルを失うこと。
1割分のマイルの喪失と、4〜5年の有効期限の延長、どちらを取るか。
減ってしまうのはもったいないけど、マイルとして4〜5年使えることにそれだけの価値があると思えるならいい方法だと思います。
一つ注意点があります。
ANAマイルからメトロポイントに交換するときはいいのですが、メトロポイントからANAマイルに戻す際には制限があります。
メトロポイント→ANAポイントへの交換は、1,000メトロポイント単位で1回20,000メトロポイントまで。交換は月に1回までで、交換まで1〜2ヶ月ほどかかります。
計画的にマイルに交換しておかないと、間に合わないことがあるかもしれませんのでご注意ください。
他社ポイントに交換する
ピーチポイントやメトロポイント以外にも交換できます。
マイルを様々な提携ポイントサービスと交換する|ANAマイレージクラブ
ほとんどが1マイル→1円相当のポイントの交換レートです。
お得感はありませんが、期限切れになるよりは良いかと。
寄付する
消費方法が見つからないときは寄付という方法もあります。
一口あたりの寄附金額が決まっているものが基本のようですが、災害支援などは1円〜あるようです。
カードかマイルで寄付することができます。
その他
他にもマイルを消費する方法が色々あります。
公式の紹介ページはこちらです。
交換単位に満たない時
交換したいけど、あと少し足りない。
大部分は交換したけど端数が残ってしまった。
マイルとポイントの相互交換をうまく利用しましょう。
ピーチポイントなら500マイルからなので比較的利用しやすいかと。
SKYコインなら1マイルから使えます。
あと少し足りない。
そんなときは他社ポイントからANAマイルに交換する方法もあります。
レートは良くはありませんが悪くもないです。
あとちょっとなら助けてもらっても良いと思います。
普段の生活の中で貯めているポイントからマイルに交換できものがきっとあります。
ドラッグストアやクレジットカードなど色々あります。
こちらで確認してみてください。
マイルを様々な提携ポイントサービスと交換する|ANAマイレージクラブ
私はよく楽天ポイントに助けてもらいます。
レートは0.5倍。
交換は50ポイント以上からで、上限もあるのでご注意ください。
交換にかかる期間は1周間ほどとありますが、私が利用したときはタイミングがよかったのか、すぐに交換できました。
楽天ポイントは楽天サービスでも使えるし、ANAやJALのマイルにも交換できるし、かなり使い勝手が良いので普段から貯めておくと困ったときに役立ちますよ。
まとめ
マイルの期限切れを防ぐには、以下の3つがおすすめです。
- 特典航空券を利用する
- 難しいときはマイル→メトロポイント→マイルにして期限延長する
- 余った分はスカイコインにするor他社ポイントにする。
2のメトロポイント経由はとてもいい方法なんですが、1割分のマイルの目減りを防げません。
特典航空券などマイルとして使える方を優先したほうが良いと思います。
もう一年期限が延長されるので、有効な使い道をじっくり考えようと思います。