ちょっとの手間でこんなに違う! 引っ越し費用を万単位で安くする方法
引越しは何かとお金がかかります。
でも、ちょっと工夫するだけでずっとずっと安くなることがあります。
安くするために、我が家で実際に利用した方法や調べた方法をご紹介します。
一括見積
これが一番効果的です。
見積もりを複数の業者から取ります。これだけでビックリするくい違うことがあります。
一つ一つ連絡するのは大変なので、一括見積を利用すると便利です。
私が利用したのは「引越し侍」。
こちらに必要事項を入力すると、引っ越し業者各社から連絡が来ます。
見積もりに来てもらう日時を決めて、自宅まで見積もりに来てもらいます。
「引越し侍」の他にも、一括検索できるサイトは色々あります。
「SUUMO引越し見積もり」は電話番号の入力が任意なので、勧誘の電話が煩わしいと感じる方におすすめです。スムーズに電話でやり取りしたい方は電話番号を入力しておくといいみたいです。
「引越し侍」も「SUUMO引越し見積り」も無料で利用できます。
他の一括見積サイトも基本的には無料です。
価格交渉
費用を安くするには、最初の見積金額を鵜吞みにしてはいけません。業者側は値下げ交渉されることを念頭に置いて高めに設定している気がします。特に大手。
我が家のケースでは、最初に見積もりに来てくれた2社は42万円程の見積額でした。
その後もう1社見積もりに来てくれて、そちらでは30万円弱でした。
先の業者から42万円の提示があったことは伝えていません。
初めの2社が同じような料金だったのでこれが相場かな?と思ったのですが、10万円以上安いところが見つかってビックリしました。
内容に若干の違い(引っ越しの時間帯や段ボールの大きさなど)はありますが、大事な部分は同じです。
その後、初めに見積もりに来た業者が連絡をくれたので、他の業者の方が安かったことを伝えるとさらに安くなりました。
このように、他社と比較するだけで見積額は安くなる可能性がかなり大きいです。
とりあえず価格交渉してみましょう。
価格交渉に失敗しても初めより高くなることはまずありません。
勇気を出して「もう少し…。」と言ってみたください。
繁盛期を避ける
ご存知の通り繁盛期は高くなります。そして希望の日時で予約が取りづらくなります。
年末年始、3月4月が忙しいそうです。
それ以外の時期でも、午前中や土日は忙しいみたいです。
そこを避けると価格など交渉しやすくなります。
12月は初旬ならまだ通常料金とのことだったので、我が家では11月下旬に岡山から荷物を送りだし、12月初旬に沖縄で荷物を受け取りました。
(岡山から沖縄まで荷物が届くのに1週間ほどかかります。)
荷物を減らす
もう少し荷物が少なければトラック1台で収まりそうと言われたので、そのくらいまで荷物を削りました。これでトラック1台分安くなりました。
家具家電の処分
粗大ゴミの処分を引っ越し業者にお願いすることも出来ますが、自分で処分した方が基本的に安いです。
でも、持ち運びが難しい大きな家具家電等の処分は引っ越し業者にお願いした方がいいかもしれません。
我が家では、冷蔵庫と洗濯機を引っ越しの時に処分しました。費用は市の粗大ゴミに出す場合と引っ越し業者にお願いする場合とでは数百円しか変わりませんでした。
数百円であんなに大きくて重い物を運んでもらえると考えれば、この差額は全然高くないです。
無理をして自分で運んでケガをしてしまったり、アパートに傷をつける方が高くつくと思います。
引っ越し業者+宅急便
大きな家具家電は引っ越し業者にすべて運んでもらって、あとは段ボール箱を入るだけ入れてもらって、入らない分は宅急便で送る。という方法。
荷物を全部運んでもらうとなると、大きなトラックが必要だったり、トラックが2台になったりして費用がかさみます。
なので、入りきらない分は宅急便で送ってしまえば、2台分もしくは大きなトラックと手配するより安くなることがあります。
でも、この方法は実際にはちょっと難しいみたいです。
荷物をトラックに詰める時は段ボール箱から詰めるそうです。
その後に家具などを詰めていきます。
なので、「入り切らない段ボール」が出ることはまずありません。入りきらないとすれば、大きな家具や家電になります。
そして大きな家具家電は個別で送ると高くなるのでやっぱり引っ越し荷物の中に入れたい。
引っ越し業者と宅急便を併用するなら、
見積もりの段階で「段ボール箱何個分に収まれば小さいトラック1台に収まる」という量を教えてもらってそれに合わせて荷造りして、多すぎた段ボールの荷物は引っ越しの前に宅急便で送っておく。
これなら可能だと思います。
荷物が少ない人なら、単身パック+宅急便(ゆうパック)の組み合わせが一番安いかもしれません。
ただし、個別で送る段ボールの数が多くなるとむしろ高くなることもあるのでご注意ください。
宅急便やゆうパックの料金はホームページから確認できます。
ちなみに、沖縄までの送料は基本的に宅急便よりゆうパックの方が安いです。
クレジットカードの優待サービス
クレジットカードで提携している引っ越し業者を利用することで割引が受けられます。
カード会社や引っ越し業者などにもよりますが、20~25%ほどの割引です。
一見とってもお得に見えるのですが、私の経験上、一括見積を利用して競合してもらうのが一番安くなる方法だと思っています。
いくつもの業者に見積もりに来てもらう時間がない時などは、クレジットカードの優待サービスを使ってみるのもいいかもしれません。
お使いのクレジットカード会社のホームページなどで確認してみてください。
JAFの優待
JAF会員優待を利用すると10〜30%ほど安くなります。
会員の方はこちらで確認してみてください。
支払い方法
引っ越し費用はクレジットカード払いにしました。
高額なので還元されるポイントが結構大きいです。
クレジットカードを利用する場合は上限額にも注意です。上限を超えそうなときは一時的な増額しておくなどの準備も忘れずに。
業者によってはクレジットカード支払いに対応していないところや、対応していても手数料がかかるところもあるようなのでご注意ください。
まとめ
引っ越し費用を安くする方法は色々あります。
すべて実行する必要はありません。
出来そうなものから試してください。
一番効果がある方法は「引っ越し業者間で競合してもらうこと」です。
一括見積は取り扱い業者の数が多い「引越し侍」がおすすめ。
勧誘の電話が煩わしい方は「SUUMO引越し見積もり」がおすすめです。