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【家族旅行】キャンセル保険には加入すべき?種類と選ぶときのポイント


旅行は楽しみだけど、費用は決して安くありません。

 

その上、諸々の事情でキャンセルした場合は、旅行に行ってないのに高額なキャンセル料を支払わなければいけないこともあります。

 

困ったときの損害が大きい。

 

こんな時は保険があると安心です。

 

 

旅行キャンセル保険とは

 

やむを得ない理由で旅行に行けなくなってしまった時に、宿泊施設や航空券などのキャンセル料を補ってくれるのがキャンセル保険です。

 

補償範囲や補償額などは保険によって違うのでよく確認してください。

 

飛行機での家族旅行の場合、キャンセルの確率が高い理由は、本人・家族の体調不良によるキャンセルと、交通機関の遅延によるキャンセルだと思います。

 

ここがカバーされているとかなり安心できると思います。

 

保険の申込みは予約と同時でなくても構いませんが、申し込みできる期間など決まっているので注意してください。

 

早めに申し込んでも早めの解約をすると返金してもらえる保険もあるので、忘れないうちに申し込んでおくのもいいかもしれません。

 

キャンセル保険は必要?

 

なくても構いませんが、私はあったほうがいいと思います。

 

理由は、

キャンセルになってしまう確率とその時の損失、そして保険料

この3つバランスを考えた時に、加入したほうがいいと思えるからです。

 

逆に、この3つの中で保険料だけが高いと感じる時はキャンセル保険は必要ないかもしれません。

 

キャンセルの確率

子どもの急な発熱等は旅行前はいつも心配だし、コロナもまだまだ心配。

沖縄は飛行機でしか行けないのに飛行機が欠航することもよくある話。

台風もよく来るし、その被害も大きい。

 

そう考えると意外とキャンセルになってしまう確率って思ったより高そう。

 

この他にも入院とか身内の不幸とか、確率は低いけどもしタイミングが被ったらキャンセルしかないだろうな、って思うものもカバーされていてます。

 

キャンセル時の損害

旅費が高いと、キャンセル料も高くなることが多いです。

 

事前のキャンセルでも旅費の30%とか、50%とか。

直前では80%とか100%になるのが一般的ではないでしょうか。

 

例えば10万円の旅行の場合、単純に考えてそれぞれ3万円、5万円、8万円、

10万円のキャンセル料になってしまいます。

旅行に行っていないのに、です。

 

こんな額があれば近場で旅行できたのに、って思ってしまいます。

 

保険料

こんなに心配事や損害が大きいのに、意外と保険料は安いんです。

 

例えば10万円の費用の旅行の場合、キャンセル保険「MYSURANCE」で見積もりしてみたところ、その保険料は2530円でした。

 

生命保険などのように毎月支払うものならもっと慎重に考えるちゃうけど、旅行はその時だけ。

 

キャンセル保険の保険料も旅費の一部と考えると対して高くないと思いませんか?

 

キャンセル保険の内容

基本的には、以下のような感じです。

  • こちらのやむを得ない事情でキャンセルした場合に支払われる保険
  • 補償は50%、80%、100%など保険やプランによって異なる
  • 保険に申込できるのは旅行に参加する本人
  • 複数人での申込は全員分の申込が必要
  • 本人や同行人まで補償
  • 旅行をキャンセルしない場合(人数を減らして決行など)は対象外
  • 飛行機が欠航したり、ツアーなどが中止になった場合は、保険は「失効」になり保険料は返還(補償は航空会社やツアー会社がしてくれるはずです)

 

保険会社やプランによってそれぞれで違いがあるので、申込みの際にはしっかり確認してください。

 

キャンセル保険は調べてみると意外と種類は多くありませんでした。

それぞれもう少し詳しく見ていきたいと思います。

 

Mysurance Travelキャンセル

引用元:

Travelキャンセル保険|Mysurance【公式】

 

ツアー、宿泊施設、航空券のキャンセルに備える保険。

対象は国内旅行のみです。

 

キャンセル料の100%補償です。

 

対象のキャンセル事由

引用元:

Travelキャンセル保険|Mysurance【公式】

 

次のAWPでは、急な体調不良は「旅行当日前後1日の通院」ですが、こちらは「旅行開始日の4日以内急な通院」となっていて、4日も幅があって利用しやすいように思います。

 

申込条件
  • 予約人数が8名以下
  • 申し込みは18歳以上の旅行に参加する本人
  • クレジット一括払い

申込可能期間

旅行予約から14日以内、かつ出発まで9日以上

また、出発日16日前までに解約した場合は保険料が戻ってきます。(保険金の支払いがない場合のみ)。

 

保険料

旅行代金(予約代金)のみで決まります。

先程も紹介しましたが、一例として、旅行代金が10万円のケースでは保険料は2530円です。

 

こちらから見積もりできます。

キャンセル料最大100%補償!キャンセル保険|Mysurance【公式】

 

AWP 旅行キャンセル保険

引用元:

トリップキャンセル | AWPチケットガード少額短期保険株式会社

 

国内外ツアーが対象。

航空券だけ、または宿泊施設だけ、というのは対象外です。

 

キャンセル料「50%補償」と「100%補償」の2つのプランがあります。

 

対象のキャンセル事由

引用元:

https://www.ticketguard.jp/products/trip.html

 

一般的なものは網羅されています。

 

こちらの保険では、入院・通院の場合、「旅行最初の搭乗日またはその前後1日以内の医師の診察」が対象で、搭乗予定日の翌日でも対象なところが他社とは違う点だと思います。

 

当日までには病院にかかりそうな気はしますが、当日って何かとバタバタして病院に行けないこともあるかもしれない。

そう思うと、後でもいい「前後1日」って頼もしいです。

 

申込条件
  • 旅行代金を支払った本人が申し込み(同伴者、家族は不可)
  • 同行者を含めた全員分の申込みが必要

 

申込可能期間

旅行代金の一部または全部を支払った日のいずれか早い方から5日以内、かつ旅行最初の搭乗日までの残日数が7日以上の期間

 

保険料

保証プラン100%と50%の保険料です。

 

引用元:

https://www.ticketguard.jp/products/trip.html

 

例えば旅行代金10万円(一人あたり)の場合、50%の保証プランでは1,510円、100%の保証プランでは2,870円です。


AWP チケットガード保険

引用元:

搭乗券のキャンセルに備える「チケットガード保険」

 

対象は国内外飛行機や新幹線などのチケット(搭乗券)です。

 

対象のキャンセル事由

引用元:搭乗券のキャンセルに備える「チケットガード保険」

 

こちらも体調不良による通院は出発の1日前後です。

 

申込条件
  • 申込みは搭乗券を購入した本人
  • 代理店指定のWEBサイト及び店舗以外で購入した搭乗券は対象外
  • 複数人数分購入した場合は全員分の申告が必要
  • 日本発の往復便または搭乗券のみ
  • 日時指定のない搭乗券は申込不可

 

申込可能期間

搭乗券購入後120時間(5日間)以内、かつ最初の搭乗日まで7日以上

 

保険料

 

注意点

似た名前で「チケットぴあチケットガード」がありますが、こちらはコンサートなどのイベントのチケットを対象としたものです。搭乗券などのチケットではないのでご注意ください。

 

AWP Peachチケットガード

引用元:

peach チケットガード | AWPチケットガード少額短期保険株式会社

 

Peach航空券が対象です。

 

対象のキャンセル事由

引用元

https://www.ticketguard.jp/products/peach.html

 

申込条件

Peach Webサイト、コンタクトセンター、空港カウンター以外で購入したチケットは対象外ですのでご注意ください。

 

申込可能期間

申込方法によって異なるようですが、チケット購入時に申し込む方が多いようです。

購入後でも可能です。

 

購入後の場合、「チケット購入後120時間(5日間)以内、かつ最初の搭乗日までの日数が7日以上」と記載のあるサイトがあったので、こちらの期間を参考に早めに申し込むのが良いかと思います。

 

保険料

旅行代金5,000円→保険料470円、

旅行代金10,000円→保険料710円、

といった感じです。

 

AWP 宿泊キャンセル保険

引用元:

宿泊キャンセル保険 | AWPチケットガード少額短期保険株式会社

 

国内外宿泊が対象。

 

対象のキャンセル事由

引用元:

https://www.ticketguard.jp/products/hotel.html

 

申込条件
  • 代金を支払った本人が申込(同行者、家族が契約者になることは不可)
  • 1回の手続きで複数部屋を予約した場合は、すべての予約部屋数分の申込が必要
  • 事前決済の予約で、日本円で領収証が発行される予約が対象

 

申込可能期間

宿泊代金決済完了後5日以内かつチェックイン日まで7日以上

 

保険料

宿泊代金5,000円→保険料3,020円、

宿泊代金10,000円→保険料6,040円、

宿泊代金250,000円→保険料15,100円、

といった感じです。

 

保険料だけを考えるとMysuranceの方が安かったです。

 

t@bihoキャンセル

 

海外旅行専門です。

沖縄旅行では使えません。

 

一応リンクを貼っておきます。

ご興味のある方は覗いてみてください。

キャンセル保険|海外旅行キャンセル保険なら《t@bihoたびほ》

 

体験談

私が沖縄旅行時に実際に申し込みした保険は「Mysurance」です。

理由は、気になるリスクはカバーしてあるし、保険料も安かったからです。

 

今回保険をつけたのは宿泊代金のみです。航空券にはつけませんでした。

 

飛行機の移動もありましたが、乗り継ぎなどはなかったので、遅延してもほとんど影響はないし、万が一欠航になったところで、欠航の場合航空会社より補償されるため保険は必要ないと思ったからです。

 

それに、変更可のチケットを予約していたので、発熱などの自己都合でキャンセルや日時変更になった場合も追加料金なしで変更できるため、保険は必要ありませんでした。

 

一方、予約したホテルは1週間前からキャンセル料が100%かかるところだったため、発熱等のによるキャンセルに備えて保険をつけました。

 

宿泊費だけなので保険料もそれほど高くはならず、50,000円の宿泊費に対して1,300円ほどの保険料でした。

 

何もなければ保険料の1,300円がもったいないように感じますが、50,000円支払うことになるリスクも高いので、1,300円でそのリスクを負わずに済むのなら安いかな?と思いました。

 

良かった点

他社と比べて安い

料金やシステムが簡単でわかりやすい

申込も簡単

 

困った点

祝日や連休に旅行出かける場合、当日に発熱などの体調不良が出た時に病院に行きづらい。

祝日だと行きつけの病院が休みなので、救急や遠くの開いている病院まで行かないと受診できないので大変だと思いました。

 

ただ、他の保険でも当日か翌日までの受診しか対象ではないので、この保険独自のデメリットではありません。

 

選べるなら、出発日は病院が開いている日がいいと思いました。

 

選び方

何に補償をつけたいか、が選ぶポイントになると思います。

 

飛行機や新幹線のチケット→Mysurance、チケットガード、peachチケットガード

ツアー→Mysyurance、旅行キャンセル保険

宿泊→Mysyurance、宿泊キャンセル保険

チケットと宿泊→上記の保険を組み合わせる

 

どれも大差はありませんが、宿泊についてはMysuranceの方がやすかったです。

 

予約を申し込むと、その申込みサイト独自のキャンセル保険を案内されることがあります。

 

でもちょっと待って!

 

私が申し込んだ時は、体調不良による補償が80%の保険が紹介されました。

5万円の宿泊予約だったので、キャンセルの場合はこの20%の1万円を自己負担しなければいけません。

 

1万円か…。

保険料払ってなお1万円の出費か…。

 

って思うと保険をつける意味を感じなくなったので、他の保険に加入しました。

 

もし、こちらを読んで同じように思ったなら、Mysuranceをおすすめします。

他の保険でもいいんですけどね。

 

まとめ

キャンセル保険は必要か?

答えはそれぞれです。

 

確率、リスク、補償。

このバランスを考えてみてください。

 

個人的にはキャンセル保険はあったほうがいいと思います。旅費の一部です。

 

キャンセル料を支払う時に「仕方がない」と思える方は不要かもしれません。

 

これからの旅行が、楽しい旅行になりますように。