沖縄から荷物を一番安く送る方法
沖縄は離島扱いなので、送料が結構かかります。
送る方法はいくつかあるけど、どれが安いの?
沖縄で生活する中できっと利用する機会もあると思うので、ちょっと調べてみました。
結論
沖縄に荷物を送るときは、日本郵便を利用するのが一番安いです。
郵便は全国一律の料金なのでとても助かります。
ゆうパック(大きい荷物)は送り先によって料金が違います。
大きい荷物の送料をクロネコヤマトと日本郵便で比較してみました。(税込み価格)
割引などを利用しなければ、沖縄からどの都道府県にどのサイズで送ってもゆうパックの方が安いのが分かります。
表には入れていませんが、佐川急便と比較してもゆうパックの方が送料が安いです。
なので、迷ったときは日本郵便です。
ざっくり分けると、
郵便<宅急便コンパクト<ゆうパック<宅急便
の順で送料が高くなるので、この順にサイズや重さが収まるか確認するといいと思います。
最安値早見表
※サービス・料金は2021年10月現在のもので、税込み価格です。
赤地の「宅急便コンパクト」のみクロネコヤマトのサービスです。
割引を利用して、もう少し安く送ることも可能です。(詳細については後述)
定形外(規格内・規格外ともに)は、重さやサイズによって送料が異なるため、同じ枠内で色分けしています。
クリックポストは少し特殊な送り方をするので、クリックポストを利用するのが難しい場合はゆうメールを利用してください。
ゆうパックはサイズと発送元・送り先によって送料が異なります。
またゆうパックは持込割引などの割引が利用できるので、定形外郵便を利用するより安くなる場合があります。
日本郵便
サービス一覧
※1:通常は対応していません。オプションとして追加することができますが追加料金がかかります。
※サービス・料金は2021年10月現在のもので、税込み価格です。
※2021年10月以降、普通郵便の土曜配送がなくなりました。「日祝配送」は「土日祝配送」となります。
こちらからも、最適の送り方を見つけることが出来ます。
差出地、宛先地、大きさと重さ、信書(手紙)の有無を入力するだけで、送料を計算してくれます。
はがき
送料は1通63円。
往復はがきは126円です。
はがきのサイズ・重さを超えると手紙扱いになります。
定型郵便のサイズ・重さなら定型郵便の料金、
定形外郵便のサイズ・重さなら定形外郵便の料金、
がかかります。
見てもらいたい物(絵やシール)を貼って送るにはちょうどいいです。
貼り過ぎて重くなると手紙扱いになるのでご注意ください。
ミニレター
ミニレターとは封筒と便せんが合体したようなものです。
イメージとしては、封筒の内側に文章を書いた感じ。
便せんに手紙を書いた後、封筒型に折ったもの。と言った方がいいでしょうか?
専用封筒を購入して利用します。
郵便局で購入できます。
通常、はがきや切手はコンビニで購入できますが、こちらのミニレターに関しては需要が少ないのか、コンビニではほぼ購入できないのでご注意ください。運がよければ置いてあります。
購入時は、封筒の展開図のようになっています。
手紙を書いた後、文章が内側になるように指示通りに折って封筒型にします。
16.4cm×9.2cmの大きさになります。
そして、のりしろをくっつけたら出来上がり。
宛名を書いてポストに投函します。
価格は1枚63円。
封筒には既に切手が印刷されているので、新たに切手を購入して貼る必要はありません。
封筒型なので、中に物を入れて送ることが出来ます。
同封できるものは紙片状のものだけです。
写真やカード、シールなどを送るのにちょうどいいです。
厚さは1㎝以内なので、詰め過ぎに注意です。
重さは25gまで。
25gを超えると、定形外郵便(規格内)扱いで120円になります。
その場合は不足分の切手を貼って送れば問題ありません。
でもこの場合、ミニレターのサイズは定型郵便のサイズ内なので、初めから定型郵便で送った方が安いです。
定型郵便なら50gまで94円で送れます。
定型・定形外郵便物
よく見る「はがき」と「手紙」です。
サイズと重さによって価格が変わります。
先述の「サービス一覧」を参照してください。
必要に応じて、速達や書留などのオプションを付けることが出来ます。
スマートレター
専用封筒を購入して、手紙や荷物を入れてポストへ投函します。
封筒の料金は180円。
切手は不要です。
25㎝×17㎝(A5ファイルサイズ)で、厚さは2㎝まで。
重さは1㎏以内まで。
重くて薄いもの、そしてちょっと小さめの物を送るのにおすすめです。
雑誌やCD、薄い雑貨を送るのにちょうどいい。
注意点は、速達などのオプションがつけられないこと。
追跡サービス、賠償もありません。
レターパック
こちらも専用封筒を購入して、手紙や荷物を入れてポストへ投函します。
切手不要です。
投函する前に「ご依頼主さま保管用シール」をはがしておいてください。
このシールに記載された番号で追跡できるので、荷物が届くまで保管してください。
大きさは34㎝×24.8㎝。
重さは4㎏以内です。
レターパックプラスとレターパックライトがあります。
違いはいくつかあります。
まずは受け取り方法。
レターパックプラスは対面の受け取りで、受領印かサインが必要。
レターパックライトは、郵便受けに入れてもらうサービスです。
次に厚さ。
レターパックライトでは3㎝までですが、レターパックプラスでは3㎝を超えても封筒に入ればOKです。
実際、どのくらいの大きさまで入るのかというと、
縦×横×厚さ=3辺合計(単位㎝)としてあらわすと、
25×34×0=59
24×33×1=58
23×32×2=57
22×31×3=56
21×30×4=55 (A4サイズの厚さ4㎝)
20×29×5=54
19×28×6=53
18×27×7=52
17×26×8=51 (A5サイズの厚さ8㎝)
16×25×9=50
15×24×10=49
14×23×11=48
13×22×12=47
こんな感じで、思ったより大きな物まで入ります。
あとは速達扱いが少し違います。
どちらも速達扱いなのですが、混んでいるときはレターパックプラスの方が優先されます。
そして料金。
レターパックプラスは520円。
レターパックライトは370円。
賠償はどちらもありません。
ゆうメール
大きさは34㎝×25㎝以内、厚さは3㎝以内。
重さは1㎏まで。
雑誌などの印刷物やCD・DVDなどを送ることが出来ます。
内容物が確認できるように、封筒に切り込みを入れたり、窓を付けたり、郵便局で内容物の見本を見せる必要があります。
料金は重さによって変わります。
専用の封筒はありません。
定形外郵便(規格内)の封筒や、袋などに入れて発送できます。
外装の見やすいところに「ゆうメール」と書いておいてください。
信書(手紙)は同封できません。
必要に応じて、速達や書留などのオプションを付けることが出来ます。
クリックポスト
こちらは少し特殊な方法で送ります。
ネットで決済して、自宅でラベルを作成します。
まずはこちらから進んでください。
初めて利用する時は、利用者情報の登録が必要になります。
Yahoo!ウォレットかAmazon Payで運賃を支払い、ラベルを自宅で印刷。
自宅にプリンターがない場合は、コンビニで印刷できます。(白黒印刷なら10~20円)
その印刷したラベルを荷物に貼って投函します。
大きさは、最小が14㎝×9㎝、最大が34㎝×25㎝。
厚さは3㎝以内。
重さは1㎏まで。
追跡サービスがついています。
土日祝配送してもらえます。
手紙を入れることはできません。
速達などのオプションを付けることも出来ません。
補償もありません。
ゆうパケット
サイズは3辺の合計が60㎝以内、かつ長辺は34㎝以内、厚さは3㎝以内です。
重さは1㎏以内です。
厚さによって料金が変わります。
1㎝以内が250円。
2㎝以内が310円。
3㎝以内が360円。
専用宛名シールが必要です。
郵便局でもらえます。
宛名シールと切手を貼ってポストに投函します。
追跡サービスが付いています。
速達扱いではありませんが、土日・祝日も配送してくれます。
ゆうパック
郵便局の宅急便って感じです。
最大サイズ170(3辺の合計が170㎝以下)まで。
サイズ60、80、100、120、140、160、170の7サイズがあります。
どのサイズでも重さは25㎏までです。
25kgを超える場合は、30㎏までなら基本料金+510円もしくは+520円で重量ゆうパックとして送ることが出来ます。
基本料金はサイズと差出元+届け先で変わります。
追跡サービスがついています。
賠償補償も付いています。
補償額については郵便局でお尋ねください。
心配な時は、+380円でセキュリティサービスを付けることが出来ます。
この場合の賠償は50万円までです。
手紙は同封できません。
速達のオプションは付けられませんが、もともと速達扱いです。
集荷サービスがあります。
集荷の追加料金はありませんが、郵便局やコンビニ(ローソン、ミニストップ、セイコーマート)に持ち込んだ方が、割引してもらえるのでお得です。
割引
郵便物の割引はありませんが、ゆうパックならあります。
アプリを使った割引と使わない割引の2通りがあります。
1.アプリなしの割引
持込割引
持ち込みで1個に付き120円引きしてもらえます。
※重量ゆうパック(25㎏を超える荷物)はコンビニには持ち込めません。
同一宛先割引
さらに、1年以内に同じ送り先に発送したことがある場合は、その時の控えがあれば1個に付き60円引きしてもらえます。
複数口割引
または、同じ宛先に複数個送るときも1個に付き60円引きです。
持込割引と同一宛先割引、または持込割引と複数口割引は併用できます。
同一宛先割引と複数口割引は併用できません。
2, アプリを使った割引
ゆうパックスマホ割アプリを使って郵便局で宛名シールを発行して送ると、180円引きになります。
※「日本郵便アプリ」ではダメです。
郵便局受取割引
さらに、受け取りを郵便局にすると100円引き。
継続利用割引
さらにさらに、年間10個以上発送している時は送料10%引きです。
※スマホアプリ用の割引きとアプリなしの割引とは併用できません。
チルドゆうパック
ゆうパックでは、保冷が必要な場合はチルドゆうパックを利用できます。
サイズに応じてゆうパックの基本料金+追加料金が必要です。
ゆうパックは170サイズまで対応していますが、チルドゆうパックは150までしか対応していないので、ご注意ください。
ヤマト運輸
基本的には日本郵便の方が安いのですが、小さいけど重いものを送る時(宅急便コンパクトの利用)や、割引を使った場合などはクロネコヤマトの方が安くなることがあります。
サイズの決定方法が、日本郵便とは異なります。
重さと3辺合計からサイズを決定するので、小さくても重い荷物は大きなサイズ扱いになって送料も高くなります。
60サイズより小さい荷物は宅急便コンパクト。
60~160サイズは宅急便。
160サイズを超える荷物はヤマト便。
他のサービスもありますが、よく使うこの3つについて見ていきたいと思います。
ヤマト運輸では、信書(手紙)を送ることが出来るサービスはありません。
また、着払いを利用した場合の追加料金は発生しません。
宅急便コンパクト
詳細についてはこちら。
専用箱(1個70円)を購入して、荷物を入れて送ります。
ヤマトの営業所で売っています。
セブンイレブンやファミリーマートなどのコンビニでも売っています。
専用箱は2種類。
引用元:宅急便コンパクト | ヤマト運輸
薄型専用BOXのサイズは24.8㎝×34㎝。
厚みある専用BOXのサイズは20㎝×25㎝×5㎝。
どちらの箱を使っても送料は変わりません。
重さ制限はありません。
送料は発送元と届け先で変わります。
沖縄から発送した場合の送料はこちら。
追跡、賠償(税込み3万円まで)、対面受渡(置き配対応可)、日祝配送 ありです。
発送は集荷に来てもらう方法と、直営店や取扱店に持ち込む方法があります。
着払いの場合、コンビニから発送することはできません。
割引
利用できる割引はこちら。
- クロネコメンバー割:10~15%引き
- デジタル割:60円引き
- 持込割:100円引き(クロネコメンバーなら150円引き)
- 宅急便センター受け取りサービス:60円引き
割引の詳細は、次項の「宅急便」でまとめています。
宅急便
3辺の合計と重さで比較して、大きい方のサイズになります。
60サイズ~160サイズまで対応しています。
このサイズと差出元・届け先で料金が決まります。
沖縄から送るとこんな感じ。
追跡、賠償補償、対面受渡・受領印、土日祝日配送に対応しています。
賠償補償は30万円まで。
集荷に来てもらう方法と、直営店や取扱店に持ち込む方法と、宅配ロッカーから発送する方法があります。
着払いで発送することも出来ます。
割引
利用できる割引、併用できる割引はサービスによって異なります。
料金と割引額は、こちらのページで利用するサービス、発送元、宛先を入力すると確認できます。
持込割
荷物を持ち込みした場合、100円引きしてもらえます。
クロネコメンバーが直営店に持ち込んだ場合は150円引きしてもらえます。
クロネコメンバー割
ヤマト運輸の電子マネーにチャージして支払うと10~15%の割引を受けられます。
チャージは3000円から。
この場合は10%引き。
5万円以上チャージすると15%割引してもらえます。(クロネコメンバー割BIG)
有効期限は最終利用日から5年です。
デジタル割
スマホから送る場合や、直営店のネコピットで送り状を印刷した場合、荷物1個につき60円引きです。
往復割引
往復宅急便を利用した場合、往復の送料より100円引きになります。
複数口減額制度
一度に2つ以上の荷物を同じ送り先に送る場合、荷物1つにつき100円引きです。
宅急便センター受け取りサービス
発送時に受け取り場所を宅急便センターに指定すると荷物1つにつき60円引きしてもらえます。
オプション
以下のオプションの追加料金は、発送元・発送先に関わらず全国一律です。
宅急便タイムサービス
お急ぎの時は、宅急便タイムサービスがあります。
夕方までに預かった荷物を翌日10時まで届けてくれます。
基本料金にプラスして、サイズに応じた付加料金が必要です。
宅急便タイムサービスは集荷に来てもらうか、直営店に持ち込んで発送します。
コンビニから発送することはできません。
着払いも利用できません。
利用できる割引はこちら。
持込割:100円引き
クロネコメンバー割:10~15%割引
宅急便センター受け取りサービス:60円引き
クール宅急便
サイズは120サイズまでなので注意です。
基本料金に追加料金をプラスします。
こちらも集荷に来てもらうか、直営店に持ち込んで発送します。
着払い可能です。
割引はこちら。
持込割:100~150円引き
クロネコメンバー割:10~15%割引
宅急便センター受け取りサービス:60円引き
ヤマト便
宅急便では送れない160サイズを超える荷物はヤマト便で送ることが出来ます。
荷物1個あたりの制限は、3辺合計200㎝以内、長辺170㎝以内、重さは30㎏以内です。
沖縄から送るとこんな感じ。
県や市で細かく分けられて、送料が決められています。
全部載せるのは難しかったので一部のみ載せました。
詳しくはこちらから確認してください。
お届けは翌々日。宅急便より1日遅くなります。
割引
ヤマト便(160サイズ越の荷物)の割引は持込割引だけのようです。
割引額はこちら。
賠償は付いてますが、心配な方は任意保険を付けることが出来ます。
「ヤマト便」の荷物の紛失・破損に対する補償はいくらですか? | ヤマト便| ヤマト運輸
着払いにすることも出来ます。
一番おすすめの送り方
実はもっとお得に送る方法があります。
「サンエー那覇メインプレイス」から発送する方法です。
ただし、持込荷物だけを送ることはできません。
詳しく説明していきたいと思います。
まず、「那覇メインプレイス」の場所はこちらです。
那覇メインプレイス内で購入した商品(1000円以上)を入れて荷物を送ると、格安料金で送ることができます。
持込した荷物の同梱も可能です。これを利用します。
サンエーはイオンモールのような感じです。
スーパーもあるし、色んな専門店も入っています。
どこのお店で購入しても構いません。
合算でも構いません。
スーパーではお土産として人気のちんすこうや紅芋タルト、泡盛なども売っています。
特に必要なものがなければ、ティッシュなどの生活消耗品や100均で買い物してもいいと思います。
梱包に必要な段ボールやガムテープは食品スーパーのサッカー台(買った商品を袋に詰めるところ)の隣にあります。秤も用意してあります。
利用は無料です。
プチプチが必要ならサービスカウンターでもらうことが出来ます。これも無料。
送料はこんな感じです。
冷蔵で発送する場合の料金はこちら。
サイズで料金が分かれていますが、重さでサイズ判定をしてくれるので、ちょうどいい大きさの段ボールがなくて大きくなってしまっても大丈夫です。
持ち込み品を同梱する場合は総量10㎏までの重さ制限があるのでご注意ください。
すべて那覇メインプレイス内で買い物した商品であれば15㎏までいけます。
その他、他県に送れない品もあるのでそのあたりもサービスカウンターの方の指示に従って下さい。
まとめ
荷物を安く送るには「日本郵便」がおすすめです。
郵便物なら全国送料一律です。
小さいけど重いものは、ゆうパックの前にクロネコヤマトの「宅急便コンパクト」収まらないか試してみてください。
試す順番は、
郵便<宅急便コンパクト<ゆうパック<宅急便
です。
ゆうパックや宅急便を送るときは、荷物を持ち込むだけで割引してもらえます。
スマホを使った割引も簡単に出来るのでおすすめです。
他の商品を足してもよければ「サンエー那覇メインプレイス」から発送するのがおすすめです。
発送する際には発送品の内容と配達にかかる日数にも注意が必要です。
沖縄は暖かく本島にはいない害虫がいることもあります。野菜や植物を送るときは県外に持ち出しても良い植物か、確認してください。
航空便で輸送される場合が多いので、危険物にも該当しないか注意してください。
船便で送ると1週間ほどかかります。
船便で送るつもりがなくても船便になっていることがあります。
速達や日時指定をつけない場合は、1週間ほど時間の余裕ももって送って方がいいと経験上思います。