那覇市内の移動はシェアサイクリングがピッタリ!利用方法だってとっても簡単
ちょっとそこまで。
車出すほどでもないんだけどな。
そんな時はシェアサイクリングがとっても便利です。
シェアサイクリングとは、その名の通り、自転車のシェアサービスの事。
どこでも借りられて好きな場所で返せます。
モノレールは駅まで&駅から遠いと大変。
バスはどれがどこに行くかよく分からないし、料金はいくら?前払い?後払い?
レンタカーは駐車場を探すのが大変。そして駐車料金も結構高い。
こんな問題を解決してくれるのがシェアサイクルです。
良いところ
まずはシェアサイクリングのメリットから。
簡単
- シェアサイクリングに登録・予約する。
- ステーション(駐輪場所)に止まっている自転車を借りる。
- 返却はステーションに。(借りた時と違うステーションでも構いません。)
これだけです。
自転車のロックはサドル下にありますが、キーはありません。
ハンドル部分の操作パネルに、予約時に通知された認証番号を入力するだけでロックが解除されます。
なので自転車やカギの受け渡しのためにお店まで行く必要はありません。
対面の手続きがないので気が楽です。
支払い方法は、クレジットカード、キャリア決済、Yahooウォレット決済などが選択できます。
現金はチャージしないといけないので、ちょっと手間かも。
24時間貸し出し・返却可能
基本的に24時間利用できます。
何かの敷地内にあるステーションなどでは、その施錠に合わせて利用できなくなる時間があるようなので、ご注意ください。
時間に縛られない
空きさえあれば直前予約で利用できるし、返却はいつでもどこでも自由。
とても楽です。
ステーションがいっぱい
場所にもよるのですが、那覇ならステーションがいっぱいあります。
那覇市役所のまわりだとこのくらい。
自転車のマークが書いてある黄色い◯がステーションです。
自転車が薄いグレー色になっているステーションは、現在利用できる自転車がないことを表しています。
ステーションがいっぱいあるので、自宅の近くのステーションで借りて、目的地のすぐ近くのステーションで返す。といった乗り捨てが可能です。
すべて貸し出し中でも、すぐ近くにまた他のステーションがあるので、遠くまで行かずに済みます。
予約が出来る
貸出の予約はもちろん、返却も予約できます。
30分前から直前まで予約可能です。
貸出の場合、基本的に予約は必要(交通系ICカードを登録している場合は不要)ですが、返却に関しては予約は不要です。
好きな時に好きなステーションで返却OKです。
でも、返却したいステーションに返却可能(空き)がないと返却できません。
こんな時は返却予約が便利です。
アプリから予約出来ます。
貸出も返却も、予約してから30分間は自転車や返却スペースが確保されます。
30分経っても貸出・返却がない場合は自動キャンセルになります。
キャンセルによる追加料金はかかりません。
安い
利用料金が安いのも魅力です。
沖縄で現在(新規)利用できるシェアサイクリングは「ハローサイクリング」の「CYCY OKINWA(サイサイ オキナワ)」だけだと思います。
「ハローサイクリング」は他県でも利用できます。
利用料金は各県で異なります。詳しくはこちら。
沖縄では15分100円、12時間1800円です。
登録は無料。キャンセルも無料。
使った分だけの支払いなので、安くて分かりやすい。
キャンセル忘れを気にしなくていい
キャンセルし忘れても30分後に自動キャンセルなので安心です。
もちろん無料。
電動自転車
基本的に電動自転車です。万一の保険もついています。
沖縄は小さな県なので、自転車でいろんなところに行くことが出来ます。
でも、とっても坂が多いんです。
緩やかで長い坂、急角度で短い坂、急角度で長い坂もあります。
そんな時はやっぱり電動自転車がとっても助かります。
飲みに行くときに便利
歩くにはちょっと遠い所へ飲みに行くとき。
車で行っちゃうと帰りが困る。帰りは代行を利用するにしても、飲んでる間の駐車料金も気になる。
こんなときにシェアサイクリングがぴったり!
自宅近くで借りて、お店近くで返却。そして飲み会へGO!
帰りはタクシー。(シェアサイクリングはダメ!)
便利で安上がりです。
「公共交通機関でお越しください」ってとき
イベントなどで「公共交通機関をご利用ください」って時でも、シェアサイクリングは便利です。
決まった数しか利用できないから、駐輪してる自転車が多すぎて会場に迷惑かけるなんてこともない。
はず。
普段からそのステーションを利用している人には迷惑がかかるかもしれないので、様子見ながら、「このくらい残ってたら使ってもいいかな?」って感じで利用するのはアリだと思います。
シェアサイクリングを利用している人は少ないので、意外と大丈夫な気がします。
注意するところ
デメリットもいくつかあります。
バッテリーが切れることがある
電動自転車なので、途中でバッテリーが切れてしまうことがあります。
チャージステーション(アプリの地図上のバッテリーマークのあるところ)で充電できますが、0の状態から満タンまで充電するには10時間ほどかかります。
しかもレンタル中は充電は出来ないので、選択肢は返却のみです。
充電が完全に切れてしまうと返却処理もできなくなるので、少し前に返却するようにしましょう。
充電が完全に切れてしまった時は問い合わせが必要です。
こんな事態を避けるために、利用予約時に自転車のバッテリーをしっかり確認しましょう。
下の自転車はバッテリーが1メモリ減っています。
すぐ近くまでなら問題ありませんが、ちょっと遠くまで~って時は、満タンを選んだ方がいいです。
そして返却時には、次の方の為に充電を。
充電は返却しただけではされません。
ステーションにコードがあるので、それを自転車の前かごのデバイスに差し込んで充電します。
乗り換えると高くなる
充電切れたけど、まだ使いたいときなど。
一度返して、2台目を借りるしかありません。
乗り換えた場合の利用時間は、1台目と合算できません。
バッテリー切れでもダメです。
例えは、12時間1800円で利用しようと思ってたけど、乗ってから4時間でバッテリーが切れてしまい、他の自転車を借り直して、そこから8時間利用した場合、
15分100円の利用料金なので、最初の4時間で1600円、次の8時間で1800円(12時間1800円が適用)。合計3400円になってしまいます。
いっぱいだと返せない
返却するステーションは、「駐輪可能」が1以上でなければいけません。
0だと駐輪スペースがありません。
見るのはここ。
返すつもりだったステーションに空きがないと、他のステーションを探して駐輪しなければ返却できません。
アプリでステーションを選択すると、駐輪可能台数などが表示されるので、それを基に空いているステーションを探してください。
返却予約しておくと便利です。
30分前からしか予約できない
貸出も返却も、確保できる時間は最大30分です。
予約から30分以内に利用や返却がない場合は自動キャンセルです。
なので、もっと前から予約しておきたい人にはちょっと不便かも。
でも、これで困ったことはないです。
レンタル中の時間が分からない
私の体験談ですが、ぎりぎり15分で返却したつもりが、200円請求されていました。(15分で100円の料金体制です)
利用中の利用時間は自転車についているパネルなどに表示されませんので自身で管理するしかありません。
アプリから利用時間の確認ができます。
返却後に、利用時間と利用料金の通知が来ます。
子ども用がない
サイズは一般的なママチャリサイズです。
年齢制限はありませんが、子供サイズの自転車はありません。
駐輪所がない
これは沖縄事情なのですが、沖縄では自転車を利用する方が少ないです。
なので、お店とか観光地でも駐輪場がないところが結構あります。
駐輪場を見つけるのにちょっと苦労するかもしれません。
雨はきつい
これも仕方がないですね。
自転車の宿命です。
不具合
利用開始直後に不具合に気づいた時は元のステーションに戻すのがいいです。
利用開始後3分以内なら、もとあったステーションに返せば料金は請求されません。
アプリの「ヘルプ」から不具合があることを通知してあげると、管理の方が助かります。
ヘルプはアプリの右上にある「?」のアイコンをタップすると開きます。
タップすると、このように色々出てきます。
その他困ったことがあればこちらを参考にしてください。
分からない時は問い合わせを。スクロールすると問い合わせが出てきます。
自転車は可能であれば、ステーションに駐輪してカギをかけるところまでしてください。
カギがかかっていないと、その後の処理が出来ないようです。
利用方法
「シェアサイクルっていいことばっかり!」って思っていただけたら、是非利用してみてください。
使い方はざっくりとこんな感じです。
引用元:
まずはアプリをダウンロード。
ダウンロードしなくてもweb上で利用できるんですが、そうなると返却予約など一部使えない機能がでてくるのでアプリがおすすめです。
使い方や困った時のことなど、アプリ内に分かりやすく書いてあります。
登録
指示通りに進めていけば問題なく出来ると思うのですが、注意点を少しだけ。
アプリ内で地図表示が必要なので、ダウンロード後の「アプリ設定」の位置情報は「Appの使用中は許可」を選択してください。
決済方法はお好きな方法で構いませんが、それぞれちょっと注意点があります。
選択できる決済方法はこちら。
●PayPay
予約時に「PayPay残高からの支払いで予約する」を都度選択します。
こちらは、アプリからしか選択できません。
予約時にデポジットとして2000円の仮払いが発生するため、残高が2000円以上必要です。
2000円以上残高がない時は、HELLOマイル決済を選択して、PayPayからHELLOマイルをチャージするといいかな、と思います。
PayPay残高からの支払いでは、1つのアカウントから1台しか予約できません。(通常は4台まで可能)
●Yahoo!ウォレット
こちらも予約時にデポジットとして2000円の仮払いが発生。
●クレジットカード
予約時に1円の仮払いが発生。
デビットカード、プリペイドカードも登録できますが、公式は推奨していません。
●キャリア決済
予約時にデポジットとして2000円の仮払いが発生。
さらに100円の決済手数料が発生しますが、登録手数料と同額のクーポンがもらえます。
●HELLOマイル決済
HELLOマイルはハローサイクリングが発行する電子マネー。
他の電子マネーをHELLOマイルにチャージすると1マイル1円で利用できます。
チャージできる電子マネーはこちら。
WebMoney とBitCashはコンビニで購入できます。
スーパーやドラッグストアなどでも購入できるところがあります。
この決済方法はクレジットカードを利用しない方におすすめ。
HELLOマイルの有効期限は180日ですので、ご注意ください。
●HELLOカード
一日乗車券の「HELLOカード」。
こちらのカードは利用できるエリアが限られているのですが、沖縄本島のそのエリア内なので利用可能です。(購入エリア内でしか利用できません)
ハローカードを購入すると、利用予約なしで利用可能です。ロック解除はハローカードをかざすだけです。
便利そうにみえるけど、問題はその購入先。
購入できるお店が載ってないんです。
色々調べてみたら、ハローサイクリングのステーションがあるホテルのフロントで買える時があるらしいのですが、品薄でなかなか手に入らないようです。
ICカードの登録
交通系のICカードを登録しておくと、利用予約の手間が省けます。
認証番号入力の代わりにカードをかざすだけでロックが解除できます。
カードをお持ちの方は登録を検討してみてください。
登録の仕方はこちら。
ちなみに決済は、アプリの登録時に選択した方法になります。
ICカードでの支払いは出来ません。
予約
交通系のICカードを登録している方は予約は不要です。「利用」の項に飛んでください。
アプリで予約するときは、利用したいステーションを選択して、さらにそのステーションにある自転車を選択して「予約する」をタップします。
目の前にある自転車を利用したいときは、自転車についているQRコードをアプリで読み込んで予約できます。
アプリのホーム画面の右上にあるQRコード読み込みのアイコンを押して読みこんでください。
利用
予約時に選択した自転車を見つけてください。
ステーションにはこのようなスタンドがあるのでこちらを目印にしてください。
車体番号が書いてあるタグがサドルの下あたりにあるはずです。
ハンドルのあたりにタッチ操作パネルがついているので、電源を入れて予約時に発行された認証番号を入力すると、ロックが解除されて利用開始になります。
ICカード登録済みであればパネルに電源を入れた後カードをかざすだけでロックが解除されます。
一時駐輪
まだ返却しないけど、とりあえず駐輪したい時。
この場合はステーションに停める必要はありません。と言うよりステーションには停めないでください。
カギをかけるだけでOKです。
戻ってきたら認証番号を入れてロックを解除するだけ。
返却
好きなステーションに駐輪。カギをかけて、操作パネルの「RETURN」→「YES」で返却完了です。
一時駐輪時にこの操作はしないでください。
返却が済むとすぐに通知が来るので確認してください。
通知がない場合、返却処理が正しく行われていない可能性があるので確認を忘れずに。
手動のカギがかかってないと返却は出来ません。
それ以外が原因の場合はヘルプで確認してください。
以上が一連の流れになります。
まとめ
普段使いや市内の観光にもシェアサイクリングはおすすめです。
電動自転車でらくらく。
利用方法も簡単。
ステーションも自転車もいっぱいあるので利用しやすい。
いいこといっぱいのシェアサイクリング。
まだ利用したことのない方はぜひ使ってみてください。
便利すぎてリピート間違いなしです。