【子どもの習い事】バイオリン教室は思ったほど高くない!実際にかかった費用を紹介します
高そうなイメージで、なんとなーくハードルが高いバイオリンの習い事。
実はそんなことないんです!
もちろん音楽家を目指すとなると大変だとは思いますが、子どもの習い事や趣味で始める分には誰でも全然大丈夫!
私自身、「高そう」「難しそう」の偏見で今まで一度も触れたことがなかったのですが、子どもの習い事探しでバイオリンに触れる機会があったのでご紹介したいと思います。
ピアノ教室探しからバイオリンに
事の始まりはピアノ教室探しでした。
私自身、子どもの頃にピアノを習っていたので、今でも趣味程度に弾いています。
小学生になった娘が、
「自分の好きな曲をピアノで弾けるようになりたい!」
と言い出したので、
「子どもくらいなら私でも教えられるかな?」
なんて思ったのですが、これが難しい!
指使いもめちゃくちゃだし、リズムもバラバラ。
「こうするんだよ」って言っても相手が親だと口ごたえばかり。
そして私もイライラ。
子どもに教えるって難しいだな~と実感しました。
ということで、ピアノ教室を探すことにしました。
条件は、好きに弾かせてくれるところ。
もちろん基礎は大事だけど、基礎ばっかりだとやる気や楽しいって気持ちが一気になくなっちゃう。
技術的なことは後からでもできるけど、気持ちだけはその時を大事にしてあげないとね。
なので少しだけでもいいから、毎回弾きたい曲を練習させてくれるピアノ教室を探しました。
ピアノ教室は全部で4つ見に行きました。
無料体験をさせてもらって、その後に料金システムなどの説明を受けました。
「どこも一緒かな?だったら近くがいいな~」くらいに思っていたんですが、実際に体験レッスンを受けてみると色んな違いが目に付きました。
先生と子どもの相性もあるし、こどもには難しい話し方の先生もいるし、早口のキンキン声で聴きにくい話し方の先生も。
「好きな曲を弾けるようになりたい」って伝えても、
「基礎が終わってからね」って言われてしまったり。
それじゃダメなんだよ~!!
こんなこともあるので、習い事を決める前には、絶対体験レッスンしたほうがいいです!
体験レッスンに行ったピアノ教室の中で、バイオリンも教えている教室がありました。
そこでは、ピアノ教室の体験の後にバイオリンやチェロ?(でっかいバイオリンみたいなやつ)など、いろんな楽器を触らせてくれて、ここで子どもの「バイオリンも弾いてみたい」という気持ちが芽生えました。
絶対高いと思いながらもバイオリンのレッスン料について聞いてみると、こちらではピアノもバイオリンも同じ料金!
ピアノなら私でも(忍耐すれば)教えられるから、ここはバイオリンのレッスンをお願いしよう!!
という流れで、バイオリンを習うことにしました。
ちなみに、現在うちの子が通っているバイオリン教室は違う教室です。
体験に行った教室はとっても良かったんだけど、自宅からちょっと遠くて。
通えない距離ではないけど、できればもう少し近くがいいな~ってことで、今は近所のバイオリン教室に通ってます。
せっかく体験レッスンしていただいたのに、すみません!!
体験レッスンをしたのはこちらの教室です。興味のある方は覗いてみてください。
ちなみに今通っているバイオリン教室は散歩の途中で見つけました。
引っ越して来たばかりだったので、道を覚えようと思って行先もなくただ近所を散歩して時に「ピアノ・バイオリン教室」の看板を見つけました。
散歩で見つけてなかったら、きっと最初に体験させてくれたバイオリン教室に通ってただろうな~。
バイオリン教室の費用
現在子どもが通っている教室もピアノとバイオリンのレッスン料は同じで、週1回、月3回のレッスンで月謝は6000円です。
レッスン料以外に必要な費用はバイオリンのレンタル料です。
ピアノのサイズは1つしかないけど、バイオリンは演奏者の体の大きさに合わせるのでサイズがいくつかあります。
分数サイズと言って、大人が4/4、子供は1/4とか1/2とか、身長に合わせてサイズが分かれてます。
引用元:
子供の場合、成長してどんどんサイズが変わっていくのでレンタルがいいみたいです。
「ちなみにですが、購入するとどのくらいしますか?」
って恐る恐る聞いてみると、
「安くて4~6万円くらいかな?」
って。
これより安いのもあるけど、演奏には向かないみたいです。
作りが悪いので、ぎーぎー鳴ったり、とにかく良くないそうです。
4〜5万円となると、成長でサイズが変わるたびに購入するのは高すぎるし、
そもそも、すぐに辞めちゃうかもしれない。
なので今回はレンタルすることにしました。
レンタル料は店によって違うと思いますが、参考までに載せておきます。
先生に紹介してもらった楽器屋のバイオリンのレンタル料は、1年で2万6000円くらいでした。
1年の間にサイズ交換が必要になったら追加料金なしで交換してもらえます。
壊してしまった場合は修理費用などが必要になりますが、落としたりしなければそうそう壊れないそうです。
もし途中でバイオリンをやめてしまった場合は、レンタル開始から半年が過ぎていたら月割で計算して返金、半年未満だった場合は半年分の利用料はかかりますが残り半年分は返金してもらえます。
レンタルのセットは、バイオリン本体とバイオリンを弾くための弓、肩あて、顎あて、そしてバイオリンのケースです。
もちろんバイオリンの弦や弓の毛は張ってあります。
この他に必要なものは松ヤニです。
弓に松ヤニを付けないと滑って音が出ません。
これは消耗品なので購入です。
松ヤニの種類で音が変わるらしいのですが、初心者のうちは安いので十分。
1度買ったら十年持らしいです。
こちらは1000円ほどでした。
写真は既に使っているのですり減っていますが、購入時はもちろん新品です。
これに加えて、レッスンで使う教本が1000円。
教本はレッスンが進むにつれてレベルに合わせて都度購入します。
まとめると、
バイオリンレンタル 2万6000円/年
松ヤニ 1000円
レッスン料 6000円/月
教本 1000円
以上が初期費用でした。
教室によってはこれに加えて入会金や施設管理料などもかかるかもしれません。
音が気になる方は消音器(ミュート)を購入しておくといいと思います。2000~3000円ほどだったと思います。
我が家ではうっかり買い忘れてしまったので、練習は日中だけにしています。
あとは初期費用って程じゃないけど、バイオリンは使った後に拭いて掃除するので(松ヤニの粉がバイオリンい落ちるので)掃除用のハンドタオルのようなものが必要です。
可能なら2枚。
バイオリン本体と弦を拭く分です。
弦に松ヤニが付くので、同じタオルで拭くと全体が松ヤニまみれになってしまうので使い分けるそうです。
メンテナンス
習い始めたばかりなので分からない事ばかりですが、教えてもらったメンテナンス方法や実際に困ったことをご紹介したいと思います。
掃除
先ほども書きましたが、バイオリンは使い終わったら拭いて掃除します。
弓
弓の毛は使う時に程々にピーンと張って、使い終わったら緩めておきます。
張ったままにしておくと、乾燥や湿気で弓の長さが変わって割れてしまうことがあるそうです。
調音
使うたびに調音します。
保管している間、湿気などで弦の張り具合が変わって、音が変わります。
これが結構難しい。
素人には音が合っているのかズレているのか、高すぎるのが低すぎるのか、この判断が難しい。
そしてちょうどいいところで弦を張るのもまた難しい。
やっと音が合ったと思っても他の弦(全部で4本あります)を合わせているうちに、最初に張った弦の音がずれてくる。
先生はササっとしてくれるんだけどな。
弓の毛のほつれ
使っていくと弓の毛がほつれてきます。
数本なら根元から切ってしまえばいいそうです。
壊してしまったー!!
って焦ったんですが、よくあることみたいです。
弓の毛(馬のしっぽらしいです。この馬の種類でも音が変わるらしい)も消耗品なので、ほつれがひどくなったら張り替えるそうです。
1年に1回くらいって言ってたかな?
5000円くらいだった気がします。
毛や弦の張替はレンタルしたお店でしてもらえます。(もともと修理専門のお店らしい)
弦のゆるみ
弦を張ろうとしてつまみを回しても手を離すと勝手に戻って緩んでしまって張れない。
こんな事態に陥りました。
つまみ部分を壊しちゃったのかな?ってまた心配になったのですが、どうやらコツがあるみたいです。
つまみをグッと押し込みながら回すと手を離した後も戻りません。
そんなことで直る?って思ったけど直りました!
バイオリンのウソ・ホント
こんな初心者、というか習ってもいない私が書くのもなんですが、逆に素人だからこそ分かる視点もあると思うので、私視点のウソ・ホントを書き出してみました。
音を鳴らすだけでも難しい
これはちょっとウソ。だと思います。
バイオリンの弦に弓の毛を当てて優しく上下させるだけで音は出ます。
力を入れて弓を引くとギギーっという不快な音になります。
これだけなら難しくありません。
でも、調音や弦を指で押さえて弾くなどと言った「弾きたい音を出す」って言うのは難しいと思います。
バイオリン教室は高い
私の感想としては「思ったより高くなかった」です。
初めはピアノ教室に行こうと思ってました。
ピアノは私も子ども時代に習いましたが、私の時代でもレッスン料は月7000円でした。
それに加えてピアノを購入するとなると高いです。
電子ピアノでも安くて数万円。
ちなみに我が家の電子ピアノは4万円ほど。
ご興味のある方はこちらを見てください。
これに比べてバイオリンは購入するなら4万円程~。
レンタルなら月換算で2000円程。
ピアノもバイオリンもあまり変わらないかな?って言うのが私の感想です。
この他にも、今まで我が家で習ったことのある習い事とも比べてみると、
空手
レッスン料 月6000円
道着 1万円
防具 1~2万円
入会金 6000円
年会費 1000円
水泳
レッスン料 月7000円
水着、タオル、ゴーグルは手持ちの物でOK。
入会金 4000円
登録料 3000円
バスケットボール
レッスン料 月6000円
ユニホーム 13000円
入会金 6000円
年会費 7000円
保険 600円/年
バスケットボール 入会プレゼントで無料
こうやって見てみると、バイオリンは安くはないけど、他の習い事とあまり変わらないと思います。
まとめ
高いとばかり思っていたバイオリンの習い事。
実は他の習い事と比べても料金は同じくらい。
習い事は何にしようかな?って悩んでいるママさん。
是非選択肢にバイオリンを入れてみてください。